本棚が欲しいけれど、ちゃんとした家具を買うほどの本気度ではない人へ。

うちではカラーボックスを横倒しにして本棚として使っています。低い位置に収まって圧迫感がなく、天板になった面の上にも物が置ける。カラーボックスは「とりあえずの収納」と思われがちですが、置き方と入れる量を考えれば、本棚として十分働きます。ただしレビューを読むと、使い方を間違えて後悔している人もはっきりいるので、その分岐も含めて書きます。

横倒しで使ってみてどうか

  • 日常使いの強度は十分。 上にある程度の本や荷物、書類を載せていますが、歪みは出ていません。横倒しにすると、本の重さを受けるのが(棚板ではなく)縦になった板になるので、力のかかり方に無理が少ない置き方だと感じています
  • 本のサイズが収まる。 ハードカバーも、ソフトカバーの普通のビジネス書も中に入ります。レビューでも「横向きに使うと本がたくさん入るので本棚にしている」という人がいて、この使い方は定番のようです
  • 組み合わせで部屋が整う。 同じ色のボックスを並べて「部屋を整えるきっかけになった」という声も。単体で完結せず、増設していけるのがカラーボックスの良さです
  • 色の選択肢が多い。 落ち着いた色合いが評価されていて、見た目のチープさは価格の割に抑えられています

買う前に知っておくべき注意点

低い評価は3つの論点に集約されます。

  • 大量の本を詰めると、徐々に板が歪む。 「壊れはしないが徐々に歪んでいく。重い物の収納よりディスプレイ用途向き」という率直なレビューがあります。うちで歪みが出ていないのは、載せているのが「ある程度」の量だからです。全段ぎっしり詰める本の量なら、素直に本棚として設計された家具を選んだほうが長持ちします
  • 奥行き約30cmは、文庫本には深すぎる。 文庫だと前後2重に並べられてしまい、奥だけに置くと取りにくく、2重にすると奥の本が見えなくなる、という指摘。ハードカバーやビジネス書サイズなら1列でちょうどよく収まるので、何を入れるかを買う前に決めておくのがこの手の箱の失敗回避です
  • 組み立てと個体差。 ねじ式の組み立てで、家具の組み立て経験があればそんなに困らないはずですが、量販店の同種品と比べると少し作りづらいかもしれません。レビューも「2人で15分」から「1時間かかった」まで割れています。板の剥がれや凹みが届いたという報告もあるので、開封時に確認を。あとは床に直置きすると傷がつくので、敷物があると安心です

合わない人

  • 蔵書が多く、ぎっしり詰めたい人。 歪みのリスクがあるので、棚板の厚い本棚を選んだほうがいいです
  • 文庫本が中心の人。 奥行きが余って使いづらさが先に立ちます。文庫中心なら奥行きの浅い棚が合います
  • 組み立てに一切時間をかけたくない人。 完成品家具ではないので、多少の手間は前提です

逆に、単行本〜ハードカバー中心で、量はほどほど、低い位置に収めたい人には、横倒しカラーボックスの手軽さがよく合います。

状況別のおすすめ

  • 単行本・ビジネス書を低い位置にまとめたい → 横倒しカラーボックスで足りる
  • ぎっしり詰めたい・蔵書が多い → 本棚として設計された家具を選ぶ
  • よく読む本を「見せて」置きたい → 縦型のブックタワーと使い分ける

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しまう本はカラーボックス、いま読みたい本は目に見える場所——という使い分けをすると、本の置き場は一気に整います。「見せる積読」の話はスリムなブックタワーの記事に書きました。棚は増やせるので、まず手持ちの本の量から始めれば大丈夫です。