本をスマホでスキャンしたいのに、片手でスマホを構えてページが歪んでばかりの人へ。
これは、机の端に万力のような形でがっちり固定するクランプ式のスマホアームです。アーム部分は金属ホースのような硬めの管で、固いながらもぐにゃぐにゃと曲げて位置を調整できます。うちではこれを「本のスキャン台」として使っていて、スマホを真下向きに固定し、その下に本を置いてスキャンアプリ(vFlat Scan)で撮っています。両手がページ送りに使えるので、手持ちで撮るのとは安定感がまるで違います。
使ってみてよかったところ
- 下向き固定ができる。 普通の置き型スタンドだと難しい「真下にカメラを向ける」姿勢が作れます。書類や本の撮影が一気に楽になりました
- 硬いアームは、一度決めた位置を繰り返し使える。 位置決めの瞬間は力が要りますが、固定がいい感じに決まればそのまま何度でも同じ角度で使えます。毎回セットし直さなくていいのが地味に効きます
- 軽くて、場所の融通が利く。 机の端ならどこでも挟めるので、使わないときは奥に曲げておけば邪魔になりません
- ベッドでも使える。 ベッドの端に付けて夜に動画や読書、スマホゲームにも使えます。何より、寝落ちしても顔の上にスマホが落ちてこないのは、寝ながら派には大きい利点です
レビューでも「寝転がりながら動画を見られて大満足」「片手が不自由なので机に固定して使っている。めちゃくちゃ便利」という声があり、手で持たずに固定できること自体が価値になっている道具だとわかります。中には、スマホ以外のもの(医療用ホースやドライヤー)を挟んで使っている人もいて、要は「硬いアームで何かを空中に固定する」汎用の道具として働いています。
正直に気になる点
- アームはかなり硬いです。 これは長所の裏返しで、セットのときにアームを伸ばすのは結構大変だった、という声が複数あります。頻繁に角度を変える使い方だと、この硬さがストレスになるかもしれません
- 蓋つき(手帳型)ケースとは相性が悪い。 挟む部分がケースの蓋を噛んでしまい、きちんと固定できず落ちやすいというレビューがあります。蓋なしケースなら問題ないようですが、手帳型のまま使いたい人は工夫が要ります
- アームは長くない。 「短い」という声が複数あります。机の奥まで伸ばしたい、大きく張り出したい、という使い方には向きません。クランプ位置の近くで使う道具です
- 繰り返し曲げるとヘタるという声。 長く使ってアームの同じ箇所を曲げ続けると、ある程度で効きが弱くなるというレビューがあります。それでも買い直して使い続けている人がいるあたり、消耗を織り込んでも便利、という評価だと読めます
合わない人
- 手帳型ケースを外したくない人。 固定が甘くなるので、毎回斜めに挟むなどの工夫を許容できないなら向きません
- 長いリーチが必要な人。 モニターの奥や部屋の中央まで伸ばすような使い方には長さが足りません
- 頻繁に角度を変えたい人。 硬さは「固定の強さ」と引き換えです。しょっちゅう動かすならストレスが勝ちます
逆に、決まった位置で繰り返し使う人——本のスキャン、寝る前の動画、レシピを見ながらの料理のような「定位置運用」には、この硬さがそのまま利点になります。
状況別のおすすめ
- 本や書類をスマホでスキャンしたい → 下向き固定ができるこのタイプが候補
- 寝ながらスマホで手が疲れる → ベッドの端に固定する使い方が合う
- 頻繁に位置を変える・長く伸ばしたい → 別のタイプ(自由雲台や長尺アーム)を見たほうがいい
本のスキャンが快適になると、次は「スキャンする前の本の置き場」も整えたくなるかもしれません。読みたい本を目に見える場所に積んでおく話はスリムなブックタワーの記事に書きました。全部を一度に整えなくていいので、よく使う場所からで大丈夫です。