餌を差し出すたび、生体の口が金属の先端に当たらないか目で追ってしまう人へ。
うちでも長いこと金属のピンセットで餌やりをしていて、勢いよく食いついてきた口先がステンレスに当たるたび、小さくヒヤッとしていました。この記事は、金属からプラスチック製に替えてみた記録です。良かった点だけでなく、金属に戻したくなった場面も書きます。
うちで飼っているのはレオパ(ヒョウモントカゲモドキ)とトッケイヤモリで、ピンセットでの餌やりは2年ほど続けています。餌は人工フードのレオパブレンドフードが中心です。
金属ピンセットで困っていたこと
替える前に使っていたのはステンレス製でした。丈夫で安定感はあるのですが、使い続けると気になる点がいくつか出てきます。
レビューを見ると、同じところで困っている人が多いようです。
- 先端の溝に餌カスが詰まる。 人工餌の汚れが毎回詰まって、歯ブラシで洗う手間がかかるという声。うちでも同じでした
- 先端が太めで、人工フードをちぎりにくい。 力加減が難しく、餌を落としたり潰したりしてしまうという声
- 給餌のとき、生体の口がピンセットにぶつかる。 食いつきの勢いは生体側で調整してくれないので、硬い金属だとどうしても気になります
一方で、金属には金属の良さがあることもレビューから見えてきます。動くコオロギは竹やプラより掴みやすい、握り心地が柔らかく手が疲れにくい、といった声です。ここは後で「合わない人」のところで戻ってきます。
プラスチックに替えて変わったこと
一番の変化は、生体が噛みついてきたときに、けがをしづらくなったことです。金属の先端は口先が当たると硬さがそのまま伝わりますが、プラスチックは当たりが柔らかく、勢いよく食いついてくるタイプの生体でも見ていて不安が減りました。
もうひとつ、うちの環境では色の影響がありました。色が黒いものを怖がる個体がいて、黒い金属製ピンセットだと餌の前で固まってしまうことがあります。明るい色のプラ製に替えてから、この警戒が減りました。個体差の大きい話だと思いますが、食いつきが悪い原因がピンセットの色だった、という可能性は見落としやすいポイントです。
実用面では、錆びないので水回りでの扱いが楽になり、餌を傷つけにくくなりました。
いまはレオパブレンドフードを樹脂ピンセットでつまんで差し出しています。トッケイのように勢いよく食いついてくる個体でも、口先が当たったときの硬さがまるで違うので、見ているこちらの緊張が減りました。
手入れは水洗いするか、ウェットティッシュで拭くだけです。金属のときに気になっていた溝の汚れ落としの手間はなくなりました。
合わない人
プラスチック製が合わない人もいます。
- 活き餌(コオロギなど)を素早く掴みたい人。 掴む力と先端の精度は金属に分があります。動く餌が中心なら、溝のないタイプのステンレスの方がストレスが少ないはずです
- 熱湯消毒など高温での手入れをしたい人。 プラは変形が心配です
- 道具の重さで安定感を出したい人。 プラは軽いぶん、置いたときや細かい操作での安定感は金属に負けます
人工フード中心か、活き餌中心か。ここで向きが分かれる道具だと思います。
状況別のおすすめ
- 人工フード中心で、口先への当たりが気になる → 先の細いプラスチック製
- 活き餌中心で、掴みやすさ最優先 → 溝なしタイプのステンレス製
- 食いつきが悪く、原因がわからない → 明るい色のプラ製を一度試す価値あり
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ピンセットを替えると、次は餌の食べさせ方そのものが気になってくるかもしれません。人工フードの与え方はまた別の記事で書く予定です。道具は逃げないので、いま決めなくていいと思います。